紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • 大好きなトルコな歌手をどんどん紹介するよシリーズをはじめることに。といっても、単にぼくの好みの問題なんで、誰某は誰某よりいいとか悪いとかいうものではありません。ねんのため。
  • ポップなやつかロック中心に聴いてるほうなので、いわゆるど演歌系に分類されそうな、アラベスクとかには弱いです。
  • ちなみに、「地球の歩き方」で、トルコの音楽事情について書いてらっしゃる方は、非常に造詣が深く、結構頼りになります。
  • まずは男性編で。
    • Teoman
      • テオマン。語学学校の授業で歌が取り上げられたのがきっかけ。第一印象は、日本で言うとこの東大みたいないい大学でてる「インテリでイケメンなロック兄ちゃん」。…だったのですが、だんだん「不良系インテリ遊び人な飲兵衛ロックおやじ(実は音痴?)」というイメージに変わってきてます。よい意味でも悪い意味でも。去年は、あきらかに18禁な歌詞とビデオクリップ作って放送禁止処分くらってました。2004年までに出てるCDは全部もってる(はず)。トルコな音楽にはこの人からはまっていったこともあるし、ケマンジ(イスタンブルの有名なライブハウス)のライブにも行ったし、自分としては絶対はずせない人。好きなアルバムは「17」
    • Mor ve ötesi
      • モル・ヴェ・オテシ。2004年に「Dünya yalan söylüyor(世界は嘘をついている)」という社会派ちっくジャケットのアルバムを出して大ヒットとばしたグループ。2004年の夏にトルコ行ったときに見たCambaz(じゃんばず:アクロバットって意味らしい)という曲のクリップではまりますた。いずれにせよ、「世界は…」のアルバムはオススメよ♪
    • Kargo
      • カルゴ。ロックグループ。ヴォーカルのコライ・ジャンデミルという人がソロ活動してたときのCDをたまたま買って結構気に入ったので、注目するようになった人たち。2004年に久しぶりにアルバム「Ateş ve su」をだしたんだけど、一人メンバーが抜けたみたい。
    • Tarkan
      • タルカン。たぶんトルコのCD屋で、外国人に薦めてきそうなのはこの方。日本でもカバー曲がでた(だんご三兄弟のお兄さんがうたってる)シマルクが世界的なヒットをとばして「トルコが誇る世界的大スター」になった人なんだけど、実際のとこ歌も上手。たぶんこの人ではまったというわけではないので一番好きというわけではないけれど、お気に入りトルコな歌謡曲集つくったら、なんか絶対はずせない人。風貌がちょっと独特なハンサムさん。アマゾンでもCDでてるし、トルコな歌手では一番手に入りやすい人の一人。個人的にはアルバムでは、KARMAが好き。DUDUも捨てがたいですが。
    • Mazhar Alanson(?ポップス?)
      • マズハル・アランソン。M.F.Ö.ってグループやってるスキンヘッドのおぢさん。お名前がとるこぽくないなあとおもっていたら、アルメニア系の人なんだそうです。つうか、タルカンのアルバムKARMAに提供してる曲(自分でも歌ってる)が非常によいのです。地味に好き。
    • Mustafa Sandal
      • ムスタファ・サンダル。愛称ムスティ。蟹股でダンスしてたりする肉体派アイドルの位置づけ(?)。10年くらい前に「araba(自動車)」という曲がヨーロッパでもヒットしたこともあり、「世界に知られたトルコ人歌手の一人」(なのかな?)。ドイツのラジオからもながれてくることがあるようですし、アマゾンなんかでもCD手に入ります。(かもさん(id:kamo_negitoro)談)今は、携帯電話会社のコマーシャルでコスプレしてて、面白いらしいです(みたい〜!)。と、ここまで全然歌のことを誉めていないなあ。でも、なんとなくCD買ってしまってて、なんとなくお気に入りリストに彼の曲が何曲かはいってたりします。なんだかんだいって好きなんだよねえ。はじめて聴いたのは、KOPって2002年の夏にでたアルバムの"Pazara kadar"だと思うんだけど(その夏の大ヒット曲)、そのときは「演歌みたい。なぜこれで踊るんだトルコの人?」…とか思っていたのに、いまやすっかり…。
      • あと、ギリシャ美女とデゥエットしたり、ミスヨーロッパとクリップで競演したり…ってとこが微妙にうらやましい。
    • Emre Altuğ
      • イケメン俳優さんとしても人気のあるエムレ・アルトゥー。ちょっと丸みがでてきているような気がするけど。。自分宛の直筆サインもらったことあるのも大きいですが、ちゃんとした音楽教育を受けてる人なこともあって、歌もうまいですね。持ってるアルバムは"Sıcak"と去年でた"Dudak Dudağa"。アルバムの名前にもなってる"Sıcak"の「すじゃっく・ちょく・すじゃっく♪だは・だ・すじゃく・おらじゃっく・ぶ・げじぇ〜♪(熱い!ちょ〜熱い!でも、今夜はもっと熱くなるぜ〜くらいの意味)」というサビが耳から離れないのです。
    • Sefarad
      • セファラド。ユダヤ民族音楽やってる3人組の男性グループ。その昔スペインの迫害を逃れてオスマン帝国にきたユダヤ人たち(セファルディ)から名前がきてるみたい。トルコでよく聞こえてくる音楽とはちょっと違った雰囲気の音楽だったので、CD買ってみたら、バルカンからアナトリアにかけてのユダヤ系の民族音楽って解説がありました。CDの歌は2ヶ国語バージョンで、トルコ語版とスペイン語っぽいおそらくセファルディなコトバのバージョンがはいっています。しっとりしたものから楽しげなものまでいろいろあって、好きなのです。
    • Davut Güloğlu
      • ダウット・ギュルオール。ぼくが初めてトルコにきた2001年に「黒海のリキマ」として売り出した兄ちゃん。ということで、黒海地方の民謡のリズムに乗っております。昔はあんなに硬派なやつだったのに、どうしてそんなに軽い男になったんだ〜♪とうたってる「Katula Katula」とかが好き。
  • その他傾向と対策としておさえおきたいトルコな歌手(男性)
    • İbrahim Tatlıses
      • イブラヒム・タトゥルセス。愛称イボ。「甘い声」という苗字(たぶん芸名)をもつアラベスク歌手。アラベスクというのは、アラブの音楽の要素をとりいれてるってとこからきてるんだけど、内容も音楽も、日本でいうならど演歌系のジャンル。男の人は、きぇ〜っと脳天から高い声をだして歌います。歌上手じゃないとできない芸だとおもうんだよねえ。
      • トルコのさぶちゃんといえばこの方になるんだろうか。とにかく、東南部で絶大な人気を誇る大御所。バス会社やレストランを展開してたりもする。奥さんだった人やGFが、メディアのなかで目立ちすぎると撃たれたりしてます。なんというか…(以下自粛)。確かなのは歌がうまいこと。
    • Mahsun Kırmızgül
      • 「赤いバラ」という苗字のマフスン・クルムズギュル。この人もアラベスク歌手。前は磨けば光りそうな田舎のにいちゃん系だったけど、去年あたりからアダルトなフェロモン系に変身中。
    • Özcan Deniz
      • オズジャン・デニズもアラベスク歌手。数年前に出演したドラマ「アスマル・コナック」が大ヒット。あの頃はほとんどキムタク状態。ドラマの舞台になったカッパドキアにたくさんのトルコ人が訪れるようになりました。この人のCDは一枚もってたりします。
    • Serdar Ortaç
      • セルダル・オルタチ。ちょっとナル入ったビデオクリップが多い、実力派という感じの歌手。しかし声がイマイチ好きになれないので、CDは一枚きり。
  • とりあえず男の人はこんなもの?気が向いたら足していきまふ。抜けてる人いたらいってください。(>BJKさん)