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トルコ語のアルファベット表記をしてもよいのですが、このデザインで使われてる英数字用フォントに、トルコ語ででてくるひげつきのcとか帽子つきgとかがないみたいなので、アルファベットよりひらがなの読みで覚えてね*1。
Kodlamak(こーどらまく)
- これは語学学校では習わなかったかなりアドバンスな内容かも(?)。でも興味深く思う人もいるかもってことで。
エイゴでスペル確認するとき、A for appleとかB for bookみたいな言い方があるわけですが、そのときの単語がトルコ語では都市名になることが多いです。田舎とかだと???なこともあるらしいけど(友人談)、たとえば旅行会社で、外国人ツーリストの名前のスペルを確認するときは、これをよく使うようです。
- A Ankara(アンカラ。トルコの首都ですね。)
- B Bursa/Bolu(ブルサ。オスマン朝最初の都、緑の街。/ボル。イスタンブルからアンカラに行く途中にある町。)*2
- C Ceyhan(ジェイハン。たしか東の方)
- Ç Çanakkale(チャナッカレ。トロイの近く)
- D Denizli(デニズリ。パムッカレの近く)
- E Edirne(エディルネ。古くはアドリアノープルと呼ばれたオスマン朝の古都のひとつ。)*3
- F Fatih (ファーティフ、都市の名前ではないけどこれになるらしい。イスタンブルの一地区。)
- G Gaziantep(ガーズィアンテプ。東南部。シリアに近いよ。)
- Ğ なし。そもそもほとんど発音きこえないし。「ゆむしゃく・げー」というはず
- H Hakkari(ハッキャーリ。イラク国境のクルド系の人が多いところ。旅行でいくのはキケン)
- I Isparta(ウスパルタ。内陸の町)
- İ İstanbul(イスタンブル)
- J Jale(ジャーレ、と僕は教わったんだけど、違うもの使う人いる可能性大。これは女の子名前なんだよねえ。)
- K Kayseri(カイセリ。カッパドキアの近く。)*4
- L Lüleburgaz(リュレブルガズ。どこだろ?)
- M Mersin(メルスィン。地中海沿いの町)
- N Niğde(ニーデ。カッパドキアの南)
- O Ordu(オルドゥ。黒海地方だったっけ?)
- Ö Özbekistan(オズベキスタン。教えてくれたお友達の一人によると、ほかにないので。日本でいうとこのウズベキスタンのこと)
- P Pamukkale(パムッカレ。てゆうか村だよな。)
- R Rize(リゼ。黒海のお茶の名産地)
- S Samsun(サムスン。黒海の町)
- Ş Sanlıurfa(シャンルウルファ。ウルファのこと)
- T Trabzon(トラブゾン。黒海沿岸)
- U Urfa(ウルファ シャンルウルファのこと。トルコ東南部にある預言者アブラハムが生まれた町。)
- Ü Ürgüp(ユルギュップ。バリバリカッパドキア。)
- V Van(ヴァン)
- Y Yozgat(ヨズガット。ヒッタイト帝国の首都、ハットゥシャシュに行きたい人はここが最寄の町のひとつになるはず。)
- Z Zonguldak(ゾングルダック。黒海沿いの町、西のほう)
Kodlamakの使い方
お話していてスペルがわからない場合に使います。Ankara'nın A'sı(アンカラぬん・あーすぅ)みたいな感じに丁寧にいうこともあるけど、単に上に並べた都市の名前を言っていく感じになることも多いです。
- とはいえ、いきなり都市の名前いっても混乱を招くので、相手にスペルを言ってもらう場合は、
- Kodlabilir misiniz?(こーどらびりる・みしにず?):丁寧に頼む言い方。
- Kodlarsanız?(こーどらるさぬず?):要領を得なくて、相手にむかついてる時にはこれがオススメだそうです。w
- 自分がスペルを言おうとする場合は、
- Kodlayayım mı?(こーどりぃぃみ?みたいに聞こえる)
- で、たとえば松子さん(id:zappa)ならMersin Ankara Trabzon Samsun Urfa Kaiseri Orduとなるわけですな。これがかもさん(id:kamo_negitoro)になると、Kayseri Ankara Mersin Ordu Niğde Edirne Gaziantep İstanbul Trabzon Ordu Rize tekrar Orduかな。同じ文字が繰り返し使われる場合、tekrar(てくらーる:againみたいな意味)をいれたりして、混乱を避けたりするみたいです。