紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

10月のトルコな地中海(その2)~遺跡をめぐる

今回の滞在でも、遺跡をめぐってきました。いつもでかけているところも多いのですが、行ったことがなかったところにもいくつか行けました。
ここ数年毎回でかけているパターラ遺跡。さすがに毎年出かけているので、少しずつですが発掘すすんできたのがわかるようになりました。

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パターラ遺跡の入り口にあたる記念門
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劇場の上から眺めるこの景色が好きです。
世界遺産クサントスとレトゥーン。レトゥーン遺跡の入場口が新しく造り変えられていました。クサントス遺跡でも新しい入場口の建設が進んでいたし、来年また行かないと。
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世界遺産クサントス遺跡
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世界遺産レトゥーン遺跡
地震で街の一部が沈んでいる港町アペルライの遺跡。
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街の部分はオリーブの林のなかに埋まっていて、見て周るのが難しかったです。
ケコヴァのカレキョイ村とウチュアウズ村はそれぞれ遺跡の上に現代の村があって、なんだか興奮します。
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カレキョイ村
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民家の裏は古代の墓場(ウチュアウズ村)

車でもいくのが大変な山奥にある岩を掘って作られたビザンツ時代の教会の跡。十字架の跡がきれいに残っていました。

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山奥に残るビザンツ時代の岩窟教会の跡
去年の夏にも出かけたシオン修道院の跡。こちらも山奥にあります。
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シオン修道院跡。近くには修道院の人たちが耕していた段々畑の跡も。
山奥にはまだまだ行ったことがない遺跡がたくさん残っている感じでした。

トルコで一か月(その3)~遺跡めぐり

あと、一か月の滞在の間に、トルコの西側にあるいろいろな遺跡を見て周ることができました。とりあえず出かけたのは、アイザノイ、テオス、メトロポリス、ビンテペ古墳群、サルデイス、バファ湖のヘラクレイア、ニュサ、アフロディシアス、ラオディケイア、ヒエラポリス。初めてではないところもありますが、本当にたくさんあって、これでも時間たりなかったくらいでした。

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アイザノイ遺跡のゼウス神殿

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古代イオニアの港町テオスの劇場

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床とその下の構造がよく残っているメトロポリスの浴場

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古墳(テぺ)がいっぱい(ビン)のビンテペ古墳群

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がっつり復元されているサルデイスのギュムナシュオン

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バファ湖の島に残るビザンツ修道院

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ラクレイアのエンデュミオンの聖域跡

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ニュサの図書館跡

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世界遺産に登録されているアフロディシアス

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後の時代に教会として使われていたアフロディシアスのアフロディテ神殿跡

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発掘が急ピッチで進んでいるラオディケイア

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ラオディケイアの教会(7つの教会の1つとされている遺構)

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世界遺産のヒエラポリス・パムッカレの温泉プール

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パムッカレの石灰棚

ランスにおでかけ

パリ滞在中に、家族のたっての希望もあり、TGVに乗ってランスにおでかけしてきました。パリ東駅から出発です。

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テツの血が騒ぐ高速列車TGV
家族のお目当ては藤田嗣治が設計、内装を担当したフジタ礼拝堂。ランスの駅からあるいて15分くらいのところにあります。こじんまりとした、素敵な建物でした。こちらをお目当てに来ている日本人の観光客も目立ちますし、日本語の案内もきちんと準備されていました。
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フジタ礼拝堂
もうひとつのお目当ては、代々のフランス国王の聖別戴冠式が行われていたノートルダム大聖堂ユネスコ世界遺産にも登録されています。第一次世界大戦で爆撃され、大きな被害を受けたそうです。それもあるのか、カトリックの教会なのに内装はかなりあっさりしている印象でしたが、荘厳な雰囲気は十分つたわってきます。
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ランスの「我らが貴婦人」
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(創建当時のものではないかもしれないけど、)美しいステンドグラス
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パリの守護聖人の聖ドニさまを見つけました。
オリンピックの準備もあるのか、いたるところで工事が行われて渋滞も多いパリの喧騒からすると、ランスはずっと落ち着いた雰囲気のステキな町でした。日帰りでいいので、いつかもう一度来てみたいなと思います。
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名物のシャンパンも一杯お試し(^^♪

焼けた「我らが貴婦人」~ノートルダム大聖堂

どうしても気になってしまったので、4月に火災の被害を受けたノートルダム大聖堂の様子を見てきました。正面からはあまり被害の様子がうかがえませんが、大聖堂の周りをぐるりと一周していくと、屋根がきれいに焼け落ちて、修理が始まっている様子がうかがえました。自分も同じ立場なので他人のことはいえませんが、火事で焼けても多くの人たちが様子をみに訪れる観光地になってるところに、なんだかなあという気分にもなりました。

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聖堂前の広場は立ち入り禁止になっています。
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セーヌ川沿いのエリアも立ち入り禁止
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無残な姿…
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北側の路地は歩けるので、かなり聖堂に近づけます。
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バラ窓にはシートがかかっていました
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大聖堂に一番ちかづいてこんな感じ。
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シテ島のサントシャペル

パリといえば、世界遺産にも登録されているサントシャペルも欠かせません。「聖王」と呼ばれるルイ9世の命によって13世紀半ばに建てられた礼拝堂です。13世紀から残る美しいステンドグラスや15世紀に造られたバラ窓で有名です。何度きても、その壮麗な内装には息をのみます。

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ゴシック建築の傑作とされているサントシャペル
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13世紀から残るステンドグラス
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フランス革命の嵐を生き残ったバラ窓
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いろいろなお顔の天使さまがいらっしゃいます
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聖王ルイ

秋のおでかけ 第一弾…白銀週間のおでかけ

  • 5年ぶりの白銀週間は、初インドネシア!時間が限られてるので、ジャワ島オンリー、ボロブドゥール寺院とプランバナン寺院に行ってきた。いつも見ている遺跡の神殿や教会、モスクと違って新鮮。文化的にはこっちのほうが近いのに。

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