紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

じっぽさんの活字中毒R。から

  • 最近、夜寝る前か、朝に今日やることを箇条書きにしてから、それをできるだけつぶせるようにするんだけど、いろいろと先を見越した計画みたいな感じにはできてなくて、ずるずる出来なかったことを次の日にまわしてる感じになりがちだったんで、反省。このやり方を勧めてくれた人は、ちゃんと具体的なスケジュールを意識する必要があるよって言ってたのに。僕はやっぱりダメだなあ。

僕もいつも「まとまった文章を書きたい」とか「英語の論文をなるべく書くようにする」というようなことを考えているのですが、僕の「決意」にも、日付が入っていないのです。本当に「目標を達成している人」というのは、たとえば「1年間に1本、必ず英語の論文を雑誌に投稿する」とか「3月31日締切りの文学新人賞に間に合うように、今書いているものを仕上げる」というような、具体的なスケジュールを必ず意識しているのです。そして彼らは、目標から逆算して、「1年に1本論文を書くためには、今から3か月以内にデータを集めて、半年前には日本語で下書きをしておかなければならない」という中間の目標を設定し、そして、それを実現するために「今日は仕事が早く終わりそうだから、あの実験のデータを整理して、あの論文を読んでおこう」というふうに、目の前の「今、やらなければならないこと」をこなしていくのです。考えてみれば、論文を書くためにはたくさんの積み重ねが必要なわけで、ただ「英語の論文を必ず書く!」という「努力目標」だけを繰り返していても、そんなのは妄想の世界でしかありません。「必ず!」って言っていれば、寝ている間に小人さんたちがやってきて、論文を書いてくれているわけがないんですよね。

ああ、書いていて自分で情けなくなってきたよ……

とりあえず「スケジュールを立てる」というのは、目標を達成するためには重要なポイントなのでしょう。「夢がある自分」に酔うのためではなく、本当にその目標を実現しようと思っているのなら、まずは具体的な日付を入れてみるべきなのです。
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