紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • 唐突に一部思い出した中高時代に歌った合唱曲があったので、ネットで歌詞を探し出したり。メロディのうつくしさと、歌詞の暗さが印象にのこっています。

「海はなかった」
作詩:岩間芳樹

寂れた入り江で白い羽を見つけた
陽炎にかざして渚を走る
夏の旅人の髪飾り
どの風待てば飛べるだろうか

海は鳥たちのまばゆい記憶を汚して消した
生き物の自由なはばたきを望んでいたはずだった

だけど一筋の光さえあの重い雲間に
見ることもなくかすかな足跡を残しただけで
鳥たちは眠る。

二人で浜辺に砂の山を作った
日盛りにゆれたつ羽の墓標よ
夏の旅人の髪飾り
どの花添えて海を見ようか