紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

トルコ語のアルファベット表記をしてもよいのですが、このデザインで使われてる英数字用フォントに、トルコ語ででてくるひげつきのcとか帽子つきgとかがないみたいなので、アルファベットよりひらがなの読みで覚えてね*1

母音調和(その2)

  • トルコ語の特徴として、基本的に単語の中の母音の系統が一緒になるってのがあって*2、たとえば、語尾のなかの母音が、語尾をつける単語(の語幹)の最後の母音にあわせてかわってくってルールがあります。今日はそのパターンの2つ目*3
  • パターンその2(語尾のなかの母音がı、 i、 uかüになる)以後、このかたちになるときはIで表します。
    • 語尾をつける単語(の語幹)の最後の母音がa,ı
      • 語尾のなかの母音がıになる。
    • 語尾をつける単語(の語幹)の最後の母音がe,i
      • 語尾のなかの母音がiになる。
    • 語尾をつける単語(の語幹)の最後の母音がo,u
      • 語尾のなかの母音がuになる。
    • 語尾をつける単語(の語幹)の最後の母音がö,ü
      • 語尾のなかの母音がüになる。
  • 例:トルコ語で名詞のあとにlIをつけて形容詞にすることがあります。(使い方いろいろあるけど、それはおいおい。)
    • Ankara(あんから:アンカラ、トルコの首都)+ lıでAnkaralı(あんからる):アンカラ出身の
    • ev (えぶ:家)+ liでevli(えぶり):結婚している
    • tuz (とぅず:塩)+ luでtuzlu(とぅずる):塩入の、塩味の
    • güç (ぎゅちゅ:力)+ lüでgüçlü(ぎゅちゅるゅ):力がある、強い

*1:今のデザインではだいじょぶそうなので、トルコ語フォントつかってます

*2:外来語はこのルールにあてはまりません。

*3:一つ目については、http://d.hatena.ne.jp/piedpiper/20050721#p4参照