10年ぶりくらいにガイドする
お友達がケンブリッジに遊びにきたので、10年ぶりくらいにガイドしました。といって「なかの人」の権利、で有料のコレッジ見学を無料でご案内するくらいですが。そのお友達のお目当てはTrinity Collegeでしたが、Trinityは9月までCloseだそうで、お隣のSt John's Collegeへ。逆に、こういう機会でもないと普段はなかなかCollegeの中には入らないから、自分にとってもよかったです。
「日本出張」(その2)~アイヌの文化遺産に触れる
札幌への「日本出張」では、平取町の二風谷地区までおでかけして、アイヌの文化遺産に触れることができたのは収穫でした。西のほうにあるうどん県で生まれ育った自分にはアイヌの文化についてきちんと向き合うのは初めてこともあり、とても勉強になりました。来年になっちゃいますが、帰国したら「ゴールデンカムイ」は大人買い決定ですね。だれかに教えてもらわないとちょっとわかりにくいですが、アイヌの人たちの神話の世界が二風谷の景観のなかにそのまま息づいているところがとても興味深かったです。
- 作者: 野田サトル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/01/19
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (24件) を見る
- 作者: 中川裕,野田サトル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/03/15
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
「日本出張」(その1)~40年ぶりの北海道
北海道大学でお話をする機会をいただき、日本へ帰っておりました。在外研修しているという立場上、日本への「出張」になる感じ。北海道へは小学生になる前に家族ででかけて以来なので、約40年ぶりです。家族のなかには北海道に所縁があるヒトもいるのですが、機会に恵まれませんでした。
北海道大学では、お話のほか、クラーク先生にご挨拶したり、クラーク先生のカレーなるものいただいたり。空いた時間で、少し街を歩いてシンボルの時計台や、赤レンガの庁舎をみてきたり。札幌いいところでした。北海道ということで、味噌ラーメンもいただきました。ただ、時計台の近くの北海道ラーメン店が撤退して、そのあとに博多ラーメンのチェーン店が入る予定なってるのをみたりすると、福岡在住者としては「ちょっと北海道ラーメン大丈夫なの」なんて心配にもなりました。
熱波の襲来とその後
先週の後半、ヨーロッパは猛暑に見舞われました。先週初めから寝苦しい夜が続いて英国南部も木曜には38度前後を記録する猛烈な暑さに。運河にいる鳥さんもしっかり水に足を浸して暑さをしのいでいました…。とはいえ、英国の場合、金曜には暑さも和らぎ、週末は雨もふって気温が20度くらいまで下がっちゃいました。気温が劇的に変化するほうが身体に悪そうな気もする…。
ランスにおでかけ
パリ滞在中に、家族のたっての希望もあり、TGVに乗ってランスにおでかけしてきました。パリ東駅から出発です。家族のお目当ては藤田嗣治が設計、内装を担当したフジタ礼拝堂。ランスの駅からあるいて15分くらいのところにあります。こじんまりとした、素敵な建物でした。こちらをお目当てに来ている日本人の観光客も目立ちますし、日本語の案内もきちんと準備されていました。もうひとつのお目当ては、代々のフランス国王の聖別戴冠式が行われていたノートルダム大聖堂。ユネスコの世界遺産にも登録されています。第一次世界大戦で爆撃され、大きな被害を受けたそうです。それもあるのか、カトリックの教会なのに内装はかなりあっさりしている印象でしたが、荘厳な雰囲気は十分つたわってきます。
オリンピックの準備もあるのか、いたるところで工事が行われて渋滞も多いパリの喧騒からすると、ランスはずっと落ち着いた雰囲気のステキな町でした。日帰りでいいので、いつかもう一度来てみたいなと思います。