紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

10年ぶりくらいにガイドする

お友達がケンブリッジに遊びにきたので、10年ぶりくらいにガイドしました。といって「なかの人」の権利、で有料のコレッジ見学を無料でご案内するくらいですが。そのお友達のお目当てはTrinity Collegeでしたが、Trinityは9月までCloseだそうで、お隣のSt John's Collegeへ。逆に、こういう機会でもないと普段はなかなかCollegeの中には入らないから、自分にとってもよかったです。

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St John's College Chapel
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「溜息の橋」
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「ウェディングケーキ」というあだ名のある寮の建物
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「ウェディングケーキ」の回廊

「日本出張」(その2)~アイヌの文化遺産に触れる

札幌への「日本出張」では、平取町の二風谷地区までおでかけして、アイヌ文化遺産に触れることができたのは収穫でした。西のほうにあるうどん県で生まれ育った自分にはアイヌの文化についてきちんと向き合うのは初めてこともあり、とても勉強になりました。来年になっちゃいますが、帰国したら「ゴールデンカムイ」は大人買い決定ですね。

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フクロウはアイヌの人たちにも重要な鳥だったようです。
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二風谷のアイヌ文化博物館
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伝統家屋のチセ
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帰国したら読まないとね。
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暑かったのでソフトクリームがウマウマでした
だれかに教えてもらわないとちょっとわかりにくいですが、アイヌの人たちの神話の世界が二風谷の景観のなかにそのまま息づいているところがとても興味深かったです。
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アイヌの神様が矢で射抜いた山(できた穴は崩れてますが…)
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アイヌの神様の館(チャシ)があったところ

「日本出張」(その1)~40年ぶりの北海道

北海道大学でお話をする機会をいただき、日本へ帰っておりました。在外研修しているという立場上、日本への「出張」になる感じ。北海道へは小学生になる前に家族ででかけて以来なので、約40年ぶりです。家族のなかには北海道に所縁があるヒトもいるのですが、機会に恵まれませんでした。
北海道大学では、お話のほか、クラーク先生にご挨拶したり、クラーク先生のカレーなるものいただいたり。

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クラーク先生
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クラーク先生のカレー(わりとスパイシー)
空いた時間で、少し街を歩いてシンボルの時計台や、赤レンガの庁舎をみてきたり。札幌いいところでした。
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時計台周りも人が多かったです。
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赤レンガ庁舎
北海道ということで、味噌ラーメンもいただきました。ただ、時計台の近くの北海道ラーメン店が撤退して、そのあとに博多ラーメンのチェーン店が入る予定なってるのをみたりすると、福岡在住者としては「ちょっと北海道ラーメン大丈夫なの」なんて心配にもなりました。
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熱波の襲来とその後

先週の後半、ヨーロッパは猛暑に見舞われました。先週初めから寝苦しい夜が続いて英国南部も木曜には38度前後を記録する猛烈な暑さに。運河にいる鳥さんもしっかり水に足を浸して暑さをしのいでいました…。

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30度超えたら、エアコンなしの部屋で過ごすのはさすがにきついですね。
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鳥さんも暑そう…
とはいえ、英国の場合、金曜には暑さも和らぎ、週末は雨もふって気温が20度くらいまで下がっちゃいました。気温が劇的に変化するほうが身体に悪そうな気もする…。

日が短くなってきました

夏至の頃は日没が午後9時を過ぎていたので、それから約1か月経って、日没が30分くらい早くなってるのに、気づきました。この時間の日没で、だんだん日がみじかくなってきてるなーなんて思っちゃう感覚が普通なのかわからないけど。

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Parkers' Piece
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The Church of Our Lady and the English Martyrs

ランスにおでかけ

パリ滞在中に、家族のたっての希望もあり、TGVに乗ってランスにおでかけしてきました。パリ東駅から出発です。

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テツの血が騒ぐ高速列車TGV
家族のお目当ては藤田嗣治が設計、内装を担当したフジタ礼拝堂。ランスの駅からあるいて15分くらいのところにあります。こじんまりとした、素敵な建物でした。こちらをお目当てに来ている日本人の観光客も目立ちますし、日本語の案内もきちんと準備されていました。
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フジタ礼拝堂
もうひとつのお目当ては、代々のフランス国王の聖別戴冠式が行われていたノートルダム大聖堂ユネスコ世界遺産にも登録されています。第一次世界大戦で爆撃され、大きな被害を受けたそうです。それもあるのか、カトリックの教会なのに内装はかなりあっさりしている印象でしたが、荘厳な雰囲気は十分つたわってきます。
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ランスの「我らが貴婦人」
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(創建当時のものではないかもしれないけど、)美しいステンドグラス
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パリの守護聖人の聖ドニさまを見つけました。
オリンピックの準備もあるのか、いたるところで工事が行われて渋滞も多いパリの喧騒からすると、ランスはずっと落ち着いた雰囲気のステキな町でした。日帰りでいいので、いつかもう一度来てみたいなと思います。
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名物のシャンパンも一杯お試し(^^♪

焼けた「我らが貴婦人」~ノートルダム大聖堂

どうしても気になってしまったので、4月に火災の被害を受けたノートルダム大聖堂の様子を見てきました。正面からはあまり被害の様子がうかがえませんが、大聖堂の周りをぐるりと一周していくと、屋根がきれいに焼け落ちて、修理が始まっている様子がうかがえました。自分も同じ立場なので他人のことはいえませんが、火事で焼けても多くの人たちが様子をみに訪れる観光地になってるところに、なんだかなあという気分にもなりました。

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聖堂前の広場は立ち入り禁止になっています。
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セーヌ川沿いのエリアも立ち入り禁止
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無残な姿…
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北側の路地は歩けるので、かなり聖堂に近づけます。
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バラ窓にはシートがかかっていました
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大聖堂に一番ちかづいてこんな感じ。
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