紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • あんまり政治的なことを書くのは趣味ではないけれど。
  • 街にでかけると原発反対な人たちが運動やっている。まあ、あんなことになっているからそういう人たちが勢いづいて反対運動するのはよくわかるし、特に、これから新しい原発を作ることには慎重にならないとって自分だって思う。
  • んでもって、今日見かけた人たちは原発を廃止しようと訴えてたりするんだけど、彼らが訴えるのは「それだけ」なんだよね。だからダメだなあとつい思ってしまった。
  • 実際問題、原発を廃止するとして、その代替をどうするのかについてもちゃんと考えないといけない。リスクはたしかに大きいし、そんなことは地震が起こる前からだってわかってたこと。それでも、単に節電だけじゃ間に合わないのは目に見えてるのに、原発廃止後のことについてなんにも言わないようでは説得力がない。現実に原発なしには日常生活に大きな影響が出るくらい、今まで原発にたよってきてしまったんだから、代替手段をどうするかだって後回しにはできないわけで。
    • …って、そこまで書いて、被災地におらず、原発の近くに住んでいなかった自分にとって、今回の原発の問題は、放射能汚染の問題というよりも計画だろうが電力不足になることになってしまってるなあということに気がつくんである。それでいいのかどうかは別にして。
    • 原発は必要悪だと考えるコチラのご意見(http://d.hatena.ne.jp/kababa/20110329)に立場的には自分も近い感じ。ただ、今あるものの改良ならともかく、新しく作ろうとする分には今回の地震でもっと慎重になったほうがいいのではないかという気持ちが強いかな。