紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

読んだ本の感想が更新されるのを楽しみにしているじっぽ(id:fujipon)さんが★5つで感想を書かれていた本*1ゼロ戦と特攻隊の話。途中から一気読みしちゃった。めぐりあわせが出来すぎなところもあるけれど、それは小説ということで…と思えたけど、よく調べて書いてあって読み応えあった。鵜呑みにはできないけど、兵器の作り方に人を人と思わない面があったようなことが書かれてあるあたりに、今の日本社会に通じるものがあるような書き方というか、共感しやすいつくりなのかもしれない。いずれにせよ、死を厭わない人の戦い方も鬼気迫るだろうけど、生き残るために戦う人の戦い方も鬼気迫るものなのだろうなと。

  • 井崎さんの語りのところで涙腺刺激されまくりになったのがきっかけで、一気読みした。