紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • こんなニュースを見かけたり。じっぽ(id:fujipon)さんがコチラで書いてらっしゃるように、村上春樹は、今年かどうかはともかくいつかはノーベル文学賞を取る気がするし、いつ取ってもおかしくない作家かなあと思います。
  • ちなみに一番人気は、トルコなオルハン・パムクさん。を〜!この人なら読んだことある〜と思っちゃうところに読書生活の貧困さが現れていますが。ま、それはともかく、この方の周囲にはものすごくポリティカルなにほひが漂っているので*1、今取れないならいつまでも取れそうで取れない作家になっちゃうかもって気がしないでもないです。個人的にはとてもおもしろく読めてます。ちょっと東洋と西洋の狭間にあるトルコ、って観点の知識があったほうが読みやすいかなともおもいますが。それとパムクさんの書く文章からは、オスマン帝国後期の時代(19世紀半ば以降)からのイスタンブルの欧州寄りインテリ層の流れを汲む知識人という印象を受けるんですが、これはどうなのかしらん。

村上春樹氏「穴」18番人気34倍…ノーベル文学賞予想オッズ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000022-sph-soci
 世界最大規模のブックメーカー(賭け屋)、英ラドブロークスが26日、10月発表のノーベル文学賞受賞者の予想オッズを公表。作家・村上春樹氏(57)を34倍とし、18番目に名前を挙げた。村上氏は今年3月、2004、05年と2年連続で受賞者がその年のノーベル賞に輝いている「フランツ・カフカ賞」(チェコ)を受賞したことから、ノーベル賞も有力視されている。過去にノーベル文学賞を受賞した日本人は68年の故・川端康成氏、94年の大江健三郎氏の2人。

 ノーベル文学賞への近道とされるカフカ賞を受賞した村上氏だが、英ブックメーカーの予想オッズは、34倍の18番人気と低調。「本命」というにはほど遠い、「穴」扱いだった。

 オッズの「1番人気」はトルコの作家オルハン・パムク氏の4倍。レバノン在住のシリア人の詩人アドニス氏、ポーランドのジャーナリスト、リシャルド・カプシチンスキ氏、米女性作家ジョイス・キャロル・オーツ氏が続き、この4人が10倍以下の「本命」候補。ほか、米人気作家フィリップ・ロス氏も11倍と有力な候補に挙がっている。

 とはいえ、“プレ・ノーベル賞”ともいえるカフカ賞受賞作家である村上氏には、心強い前例がある。2001年に創設された同賞は、これまで04年に豪女性作家エルフリーデ・イェリネク氏、05年に英劇作家ハロルド・ピンター氏が受賞し、いずれもその年にノーベル賞を受賞した。村上氏のライバルとなるロス氏は、第1回の受賞者でもある。昨年の受賞者ピンター氏も、ブックメーカーのオッズでは21倍と決して本命視されていなかった。

 村上氏はさらに今月25日、短編小説「ブラインド・ウィロー・アンド・スリーピング・ウーマン」で第2回フランク・オコナー国際短編小説賞を受賞。日本で02年に刊行された長編小説「海辺のカフカ」は、英紙フィナンシャル・タイムズの「2005年のベスト本」、米紙ニューヨーク・タイムズの「2005年のベストブック10冊」にも選ばれるなど、国際的評価も高い。

 ノーベル文学賞の候補は、スウェーデン学士院や各国のペンクラブ会長らの推薦で決まる。

 文学賞は、ほかのノーベル賞と違い「地域持ち回り」が慣例となっている。過去5年の受賞者が、欧米、アフリカから出ており、今年はアジアか南米から選出されるとの見通しも出ている。アジアの有力候補は村上氏のほかに、昨年も候補として名前が挙がった韓国の詩人、高銀氏がいる。

*1:アルメニア問題なんかでの発言とか