紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

Harry Potter and the Goblet of Fire

  • ハリー・ポッターも4作目。3作目と同じで映像の色合いがすこし暗く、学園ものサスペンスな雰囲気の作品に仕上がっていたと思います。2時間半近くてかなり長いという印象をもったり。トイレ対策必須。
  • それでも原作を読んでいると、年末によくある某国営放送大河ドラマの総集編のような感じがしないでもないんだよね。あの長さの話を忠実に再現するのは難しいしねえ。それをいうと次回作どうするんだろう。。。
  • 以下、微妙にネタばれ。
  • なんかひとこというとすれば、場面の切り替わりが急すぎて、ちょっとめりはりがきいていないところがあったよね。仕方ないとはいえ。クィディッチ・ワールドカップのシーンは圧巻だったけど、そのあとの展開を考えると、どうしてここにこれがでてくる?って感じになるんだよね。
  • あとはサイドストーリーの編集の仕方だよねえ。これも100点というわけにはなかなかいかない仕事だ。たとえば、ハリーの「初恋の人」があまり目立ってなかったなあとか、新聞記者のおばさんもせっかく原作の雰囲気の通りでいい感じだったのに、ハーマイオニの仕返しのシーンが切られていて、ちょっと中途半端。逆に、ホグワーツ魔法学校関係のディテール(セドリックがホグワーツの4つの学寮のなかではあまり目立ってないハッフルパフ学寮出身の優等生だった、など)を切ったのは、今までの作品を見ていない人のことを考えれば、かえってよかった点なんだけど。
  • 登場人物に関しては、やっぱり、なんといってもセドリックが原作の雰囲気に近いナイスガイだったので、それだけに結末に近づくのがつらいなあなんて思ってしまう。原作読んだときにそういう展開になるとおもっていなかったのでショックだった場面は、映画でもやはりショック。ハンサムで性格もよいのにあんなことになってしまうなんて。しくしく…(ノ_T)
  • 「肉体派」なほうの男の子は、ブルガリア出身の設定のせいで、どうしても琴欧州と重なってしまいます。顔は琴欧州のほうが優男。
  • もうちょっと爺さんぽいひとを想像していた、ダークロードなYOU-KNOW-WHOさんは鼻無しなのにとてもかっこよかったです。あんなかっこいいダークロードさまならついていくわ♪恐怖に従えられつつ。
  • 今作以降、原作からはどんどんほのぼのした雰囲気がなくなっていくので(もちろんほのぼのシーンもあるけど、殺伐としてくる感じ。)、これからそのへんをどうするのか、ちょっと気になります。ってことは5作目も観るんだろうなあ。