紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • 下の引用先を読んでつらつらと心にうつりゆくことを。
  • 英国の大学では、「提出する相手に『自分はこれだけのことをわかってますよ』とアピールする」こと以前に、そもそも自分ではないだれかががんばって考えて作り出したものを「盗む」行為に相当するからダメということになると、かなりきびしく教えられる感じなんだよね。要するに、知的財産権の侵害という観点からコピペしたらいけないといったらいいのか。
  • 実際、こちらの大学で学生がレポートを書きながら何を学んでいるかといえば、調べることを通して得た知識を、剽窃にならない程度に、言い換えたり、要約したりするテクニック。と前にけるさんがどっかで書いていたことに同意してみたり。
    • 英国で受けた教育もあって、コピペ=剽窃(plagiarism )と思うようになっている自分というのもあるし、それに、自分自身が教える立場ではないからというのもあるとは思うけど、こういうまとめ方って予想もしなかったし、なんとなく違和感があったり。

【(大学のレポートで)コピペのいけない理由:まとめ】
・レポートは評価をもらうために出すものであり、わかっていない人間でも出せるコピペでは評価してもらえない
・わかっている学生のコピペは、わかっていない学生と間違われる可能性を考慮していないから×
・わかっていない学生のコピペは、頭使ってないから× 写経ならいいのか?というところは何とも言いにくいが、内容を理解していないコピペはやはり×
・わかっている学生がコピペですませたくなるようなレポートを出す教員も…要努力。知識の確認は、テストでおこなうこと。
・コピペで合格させる教員は…、まあ、ええ。

ちなみに今回のコピペ問題で、どんなテーマのレポートで丸写しされたのか?って、並べてみると面白いかもしれませんね。
http://blog.livedoor.jp/yahata127/archives/30934225.html