紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • ブログ読みづいておりますな。
  • いまさらながら、ちりん(id:chirin2)さんのブログでの、医者と疾病経験に関するやりとりをみた感想を少々(see http://d.hatena.ne.jp/chirin2/20050321#p4)。落としどころはコメントにある半熟さんの意見にあるかと思われ。
  • が、自分が社会人類学なんて、フィールドでの経験が重要な位置を占めている学問やってることもあって、どちらかといえば、経験を重んじるほうにシンパシーを感じたり。現地で何が起こっていて、そこにいる人がなにしてるのかとか調べるときに、フィールド行かずに済ますことはまず無理。
  • とはいえ、最近ではこの「フィールドでの経験」ってのは、should not be taken for grantedなので、その扱いは単純にはいかなかったり。それにそもそも単純に「医者が病気を経験すること」と、人類学者の「フィールド経験」を横並びにみることもできないね。
  • ただそれでも、僕の専門分野的には、そこのトラックバックからいける先に書いてある、以下の引用みたいな言い方くらい「想像力のない、分析力の欠けた」コメントはないなあなんて思ってしまう。

「経験しないと、わからないよ」と言うのは、「私は想像力も分析力もありません」と公言することと同じだと思う。
3月21日付けのhttp://www.mypress.jp/v2_writers/reiko_kato/

    • つうかそれ以前に、ちりんさんがコメントしてる先のもともとのブログの主旨を理解できてないし。