紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、Oxford Universityに在学したこともある人が通りでゴマパンを売り歩いて生計を立てているって記事。なぜかZAMANとMILLIYET両方*1で見かけたので。

Oxford mezunu simitçi: Beni kumar mahvetti
Oxford Üniversitesi Sağlık Fiziği Bölümü'nde eğitim gördükten sonra Ankara Nükleer Araştırma ve Eğitim Merkezi (ANAEM) ile PTT'nin uydu haberleşmesi bölümünde çalışan Hüseyin Akman, şimdi Eskişehir Garı'nda simit satarak geçimini sağlıyor.

http://www.zaman.com.tr/?bl=sondakika&alt=&trh=20060204&hn=253260

  • 海外の一流とみなされる学校で学んで帰国というすばらしい経歴があっても、賭博で身を持ち崩してしまって、いまやゴマパン売りに「身を落としてしまった」*2、ととれる書かれ方(だと思う)。文章は二つの新聞でほぼ同じだとおもったんだけど、イスラム系のZAMANは、見出しに「賭博が私をダメにした」みたいなこ表現もいれていて、ちょっと教訓話なノリにしているのかしらん。
  • トルコでは「○○大卒です。」みたいなことが自己紹介の最初にでてくるくらい、学歴がものすごい影響力を持つこと(学閥とかもあるみたい*3)があるのですが、そういったこともこういうことが記事になる背景なのかしらん。

*1:ZAMANはイスラム系有力全国紙なのに対し、MILLIYETは世俗系の全国紙

*2:ゴマパン売りをしている人には失礼な書き方ですが、「大卒」レベルの経歴をもつ人がする仕事とはみなされていないと思います。

*3:たとえば、イスタンブルの一流名門大であるところのB大卒の人たちは、B大卒指輪なるものをして仕事してるって聞いたことあり。