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あらま。
トルコの違法マグロ日本に 国際協定無視し漁獲
資源の枯渇が心配されている東部大西洋のクロマグロを、トルコが国際協定を無視して漁獲、その多くが日本に輸出されていることが、世界自然保護基金(WWF)の調査で14日までに分かった。
関係者によると、漁業資源管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」は14日からスペインで開く会合で、トルコなどによるマグロ漁業の問題を討議、国際協定の順守を求める見通し。輸入国の日本への風当たりが強まることは確実だ。
WWFが各国の貿易統計などを分析したところ、トルコは2003年に3300トンのクロマグロを東部大西洋で漁獲、うち1457トンを日本に輸出した。
ICCATはトルコには国別漁獲枠を与えておらず、「その他の国」として他国と一緒に1146トンを認めているだけ。トルコは1国でこれを大きく上回る違法な漁獲を続けていたことになる。(共同通信) - 11月14日8時34分更新
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