紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

英国に来るまで①

最近の大学をめぐる状況は非常に世知辛く、長期研修(サバティカル)のない大学も多いそうです。とんこつラーメンの国にある私の勤務先にはありがたいことにこの制度があり、5年働いたら1年間行かせてもらう権利を得ることができます。応募して長期研修に行けるようになるまでも曲折ありましたが、つまらない話なのでそれは割愛しましょう。で、長期研修に行くにあたって、どこで研修するかを考えた際、いろいろな選択肢を考えたのですが、最もOKの可能性をもらえそうなのは自分の母校かなと思い、指導教員の先生にコンタクトを取って相談して、ケンブリッジ大学に滞在する方向で手続きを進めていきました。
指導教員の先生のおかげで、訪問研究者として滞在していいよという許可のお手紙をもらうまではスムーズでした。問題は、英国滞在に必要なヴィザの取得でした。おおまかな手順は次のようになります。
英国の大学に訪問研究者として1年滞在しようとする場合、Academic Visitorのヴィザが必要です。これでちょうど1年までもらえます。ヴィザの手続きができるようになるのは、出発予定日の3か月前から。この手続きに必要な書類をそろえ、東京(か大阪)にあるUKヴィザセンターに書類とパスポートなどを提出すると、英国に入国までできる仮ヴィザがおります。入国後10日以内に、仮ヴィザのついたパスポートを滞在する町の指定の郵便局に持って行って、外国人登録証みたいなものをもらって手続き終了です。この登録証はヴィザの有効期間中に英国を出入国する際に必ず携行しないといけないようです。4月1日に入国したので、10日以内ならすぐにでも指定の郵便局に行きたいところですが、もらった手紙によると4月8日以降に準備できますと書いてあるので、来週4月8日月曜にいけば問題なさそうです。
ヴィザ取得にあたって準備した書類などは次の投稿に書いていきます。