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桜が創った「日本」―ソメイヨシノ 起源への旅 (岩波新書)

• 年末年始に一時帰国したときにげとしてきた一冊。日本が桜の季節の頃に読んでみたり。こちら大学町でも、仕事場に行く途中の道端に桜（？）のような花が咲いているんだけど。去年までは「やっぱり日本の桜とは咲き方がちがうなあ」位の印象だったのに、この本を読んだ今となっては、その「桜」の見え方（自分の見方）がすっかりかわってしまったよ！それに、自分にとっては、この本のなかでの「桜」や「ソメイヨシノ」の扱い方は、学ぶところが多かったなあ。より一般向けの新書でこれだけ面白いのだから、もっと専門的な論文になった形のこの研究を読んでみたくなった、というのが大雑把な読後感。