今週にはいって大学では教職員の労働組合(University and College Union, UCU)によるストライキが始まっています。英国の60の大学がなんらかの形で参加している全国規模のもののようで、11月25日から12月4日までの8日間を予定しています。全教職員が加入しているわけではないようなので授業も行われているのですが、キャンパスの入り口では、ストライキしている人がビラを配っています。
お昼時には、大学の中心部にあたるKing's Parade前でも集会がおこなわれていました。要求のポイントは4つ。
①Pay in equality(賃金に公平性を!)
②Job insecurity(不安定な立場の是正を!)
③Rising workloads(増加する業務の是正を!)
④Pay devaluation(賃金カット反対!)英国での問題点は、日本の教育現場でも起こっていることとも共通しますし、この国ではストに訴える動きができるということについて、日本の状況と比較しつついろいろ考えてしまいました。