トルコでの一か月(その5)~トルコアイス
トルコでの一か月は、真夏の時期。一番暑いのは7月から8月中旬くらいまでとよく言われているので、少しづつ涼しくなる時期ではあったのですが、一日中出歩いた後にアイスクリーム(と炭酸水)をいただくと、幸せになれました。地中海地方は暑いからか、街を歩くと自家製アイスを売るアイスクリーム屋さんやカフェをけっこう見かけます。また、地震で沈んだ遺跡で有名なケコヴァのカレという村では、どこのカフェに行っても、売りは自家製アイス。お店共通の定番の味もあったり、そのお店独自の味もあったり、さまざまです。さて、トルコ語でアイスクリームはドンドゥルマ(dondurma)といいます。日本でトルコアイスというと、テレビでよく出てくるのは粘りがあってぐーんと伸びるアイスです。アイスクリームの粘り気を利用して売り子のお兄さんがお客さんをからかった利してる動画もよくありますね。この手のアイスは、カフラマンマラシュという町が発祥のため、「マラシュのドンドゥルマ」と呼ばれています。
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でも、トルコアイスといっても、そういう粘り気があって伸びるタイプばかりではないみたいで、ケコヴァのカレ村のアイスクリームも含めて、今回の滞在で見かけた自家製アイスはそんなに粘り気はありません。山羊のミルク使って、クリーミーな食感のアイスクリームが中心でした。むしろ、「マラシュのドンドゥルマ」は、それを売りにするお店が別にできていて、粘り気のある伸びるアイスはカフラマンマラシュの名物という位置づけなのがわかります。また、外国人観光客が多いところでは、イタリアンジェラートを売りにするお店なんかもありました。