- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/12
- メディア: 文庫
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- 文庫本になってる加賀恭一郎シリーズの最後の本。テーマは「親と子」。扱われる事件は高齢化社会問題、少年犯罪、幼女に対する犯罪といったような10年くらい前からよく耳にするくらーい話なので、読んでいてどんよりした気分になるんだけど、犯人の心の動きをみながら、どうせ加賀刑事があざやかに解決するんだろうなーと思いつつ、どう解決しちゃうのかが気になってしまう展開だった。頭の中ではわりとまともなことを考えていても、それを実行しようとするとなかなかできなくて、深みにはまっていく様子は、わからないでもないなあと思ってしまってイヤな気分…
- 毎晩ちょっとづつ読んでいくつもりだったんだけど、一気読みしてしまったり。しょうがないので次は「プリンセス・トヨトミ」でも読んでみようか。万城目学って読んだことないし。