紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • クリスマス・イヴの午後に大学町の国王なコレッジの礼拝堂で行われる礼拝"A Festival of Nine Lessons and Carols"は、BBCラジオで録音・放送される毎年恒例の大きなイベント。大学町に来て6回冬をすごしたけれど、6回目にして初めてこの礼拝に行ってみることに。
  • とはいえ、一般参加は朝早くからずーっと並んで席をげっとする必要があるんで、一人で行くのは不可能にちかかったり。幸い一緒に行く人がみつかって、一緒に行く人と朝7時半集合ってことでちょー早起きするイヴの朝。朝から昼過ぎまでずーっと並ぶし、お弁当いるよーってことで、いなり寿司と玉子焼きをつくってもっていったり。
  • 7時半の時点で、すでに前に200人以上はいるんじゃないかって行列。一般参加の定員は約650人なので、問題なく入場は出来そうな雰囲気なんだけど…。

  • 自分たちのあとにもどんどん行列に並ぶ人がふえてったり。水筒にあったかい飲み物とか、SUDOKU,簡易椅子なんか用意して準備万端で待ってる人も多いんだよね。

  • 雑談したり、お昼のお弁当たべてる合間に、クリスマスにちなんだ歌をアカペラで合唱してくれるグループがあったり。

  • あとでわかったことだけど、この人たちは、礼拝の聖歌隊に参加してる14人の国王なコレッジの学部生のみなさんでした。

  • 2時くらいにようやく礼拝堂に入場。プログラムには録音するんで、私語はもちろん咳きも控えてねって書いてあったり。
  • 礼拝の構成は、タイトルの通り、旧約聖書のアダムとイヴのお話からキリストの誕生までを9つに分けて、聖書の一節を読んだり、その部分にちなんだCarolを歌ったりしていく構成になってた。Carolもエイゴだけでなく、ラトヴィア語とかロシア語とかスウェーデン語といろいろ。
  • プログラムには、誰が何を読むのか、何を歌うのかとかきちんと指示してあるので、それを追いかけることができれば、僕のようなクリスチャンでない参加者でも、何の問題もなく礼拝の進行が理解できるようになっててとってもわかりやすい。そうやっていろんな人を受け入れようという教会の姿勢の表れでもあるんだとおもうんだけど。で、一般参加の人もところどころで歌を歌ったり。
  • 礼拝の厳かな雰囲気とかを味わうことができて、おそらく大学町で過ごす最後のクリスマスに、とてもいい思い出ができました。(・∀・)