紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • ザダールまでもどってきて紅茶の国に戻った最終日。
  • 今日英国に戻るのが信じられない…とか思うけど、どんな旅行にもいつかは終わりがくるもの。朝9時のバスでザダールに戻ることにしていたので、それにあわせて起きて、準備。宿の人に鍵を返して出発。24時間営業のパン屋で朝ごはんを買って、カフェで珈琲飲みつつそれを食べて、バス乗り場へ。
  • ザダールまで3時間半。12時半過ぎにザダールに到着。バス・ステーションで荷物を預けて、空港行きのバスの時間を確認してから、旧市街のほうへ。
  • 一週間ぶりにもどってきて、なんだかすでに懐かしさを感じる…。ザダールにいたときにお昼を食べたレストランで、最後のイカリングフライ。ウマー(・∀・)♪たぶんこの一週間で4回は食べたね。
  • そのあとは、ダルマティアの家のミニチュアを買ったお店を覗きにいく。同居人の人のお土産にいいかもと思うキーホルダーがあったんで。
  • 行ってみると、おうち選びを手伝ってくれた兄ちゃんが働いてた!ちゃんと顔覚えてくれてたし*1、おともだち扱いしてくれて珈琲おごってくれたり。で、いろいろお話(エイゴで)。
    • 兄ちゃんは大学終わったばかりで、このお店で最後の夏休みのバイト中らしい。秋から多分首都のザグレブで職探しだとか。就職とかコネの世界で大変らしい。
    • それに、別にそういう話に仕向けたわけでもないのに、気がつくと、「昔(ユーゴスラヴィア)はよかったんだよ」的なお話ばかりになる。たぶん就職のことも含めて、今のクロアチアの現状にちょっといろいろ思うところあるみたい。もちろんあの戦争のこともあるので、その「昔」にはもう戻れないとは思ってるみたいなんだけど。
      • ちなみに、このおにいちゃんは学校とかで英語をきちんと勉強したことがないらしいので、ちょっと驚く。片言にしてもちゃんと英語でやりとりできてたよ。(もちろん怪しいとこはいっぱいあって、自分のGFさんのことを"he"と呼んでしまったときにはさすがに訂正してしまったけど。)もちろんトルコの観光地なんかにもそういう風に独学で片言の英語を話せるようになった人はいるんだけど、そういう人たちと比べて、ものすごく謙虚な感じで英語を使うのも印象に残った。
  • そういうおしゃべりをしてるうちにだんだんバス・ステーションに戻る時間が近づいてきたので、同居人のお土産に、最初に行ったときには迷って買わなかった家のミニチュアをげっと。
  • バス・ステーションまでもどって、晩御飯がわりのパンを買って、空港行きバスに。
  • 空港。行くときに見かけた考古学の先生たちをまた見かける。ちょうど僕がザダールにいなかった時期にザダールの大学でヨーロッパ考古学会の年次大会みたいなのがあった模様。なんかすごい偶然だなー。学会だった割に日焼けしてる人が目立つなー。
  • あまったお金を換金しようとしたら、だいたい10ポンド。でもお札が20ポンド札からしかないらしく、ポンドに変えられないっていわれたので、ユーロに換えておいたり。
  • 英国への飛行機は予定よりも早く到着。一週間ぶりにもどってきた英国は、夜ってのもあるんだけど涼しいってよりも寒い。しかも大学町では冷たい雨が…。あったかかったクロアチアはすでに夢か…。

*1:ザダールの町ではめったに見かけない東洋人があれだけ目立つことをすると印象強いだろうなとは思うが…