紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

  • 美術史美術館で食べたチョコレート・ケーキもおいしかった2日目。
  • 朝7時に目が覚めたので、身支度して9時くらいに出動。
  • 美術史美術館は朝10時から開館ということで、少し時間がある。お散歩してと音記号な形のお花畑の前に立ってるモーツァルトの像や、たった一人でひっそり立ってるフランツ・ヨーゼフ皇帝の像をみたりして時間をつぶしてたら10時になりそうだったんだけど、散歩ついでに通りがかったカプチン教会に入ってみることにしたり。えっと、ここはハプスブルク家の人たちのお墓があるんだよね。10年前にもいったことあるんだけど。
  • さてお墓ですが、ちょー豪華なマリア・テレジア夫妻のお墓の前にある、息子のヨーゼフ2世のちょー質素なお墓のコントラストが味わい深いなと。エリザベートは、だんなのフランツ・ヨーゼフと愛人と自殺した息子のルドルフと一緒。ちなみに、ここも改修工事中みたい…。
  • 結局11時くらいに美術史美術館に入館。エジプト・古代ギリシャ・ローマなものを展示してるセクションから観ていったり。ここも一部改修工事中になってるところがあって、全部観られない感じなのが惜しい。ウィーンにきてこんなことばっかり。どうしたの?もうすぐおっきなイベントでもあるの?
  • 美術館や博物館では、ひとつひとつの展示品をじっくり時間かけて観ていくことができないので、ひとつのギャラリーに入ったら、まず全部見渡して、気になったものだけはちゃんと観るって感じの周り方をするんだけど*1、それでもみられるところを一通り駆け足で周ると、休憩のお茶を含めて5時間ほど。ふ〜。
  • 休憩のお茶に、カフェでゲルストナー・トルテを。ナッツはいってるな〜。
  • 印象に残ったのは、フェルメール、カラヴァッジョ、ブリューゲルルーベンス、ヴェラスケスにクラナッハ。って月並みかもしれぬが。名声を轟かせてる人たちの作品はそれなりの理由があるなあと。ちなみに、一点しかないフェルメールはよく「家出」してるらしいので、ここで観られたのはラッキーかも。遠くからでも「ををっ」と思うくらい目に付いてしまう、本当によい絵でした。
  • そのあと、リサーチに間接的に関係ありそうな、エフェソス博物館へ。トルコからいろいろ持ち出したんだなあ。来る人がとても少ないのがものすごくもったいないくらい。とても出来のいい古代ギリシャなブロンズ像(といってもローマ時代のレプリカ)があった。
  • 二日目はこんな感じ。あっという間に最終日な三日目はコチラ

*1:こういうでかい博物館ではそのほうが現実的だけど