大英博物館の特別展示”Troy: myth and reality”
英国にいったら、ロンドンに月1回は行こうとか思ってたのですが、なんだかんだで行く機会がなかなかできない感じで、長期研修も半分以上過ぎてしまいました。ということで、個人的に行くのはまだ2回目(親が来たり、友人に会いにでかけたのを入れると4回目)なのですが、大英博物館で始まったばかりの特別展示「トロイ:神話と現実」を観に、この週末はひさしぶりにロンドンにでかけました。
特別展示は大きく3つのセクションに分かれていました。おおまかには①物語の内容、②考古学的調査の成果、③この物語から得られるものは何かといったものです。それぞれに興味深い内容でした。今までのお仕事のなかでトロイを事例として扱ったこともあって、親近感みたいなものはあったのですが、初めて知ることも多かったです。古代からこの物語が多くの人々に愛され続けてきたこと、特に英国を含むヨーロッパの人たちにおいて大きな文化的影響力を持っていたことをあらためて感じました。また、そういったことを観に来ている人たちの様子からも感じることができました。たっぷり1時間30分は観ていたように思います。大英博物館に入場するだけなら無料ですが、特別展示は有料で、それなりのお値段です(22ポンド)。でも、自分にはその価値が十分にあったし、もう一度観にいってもいいかなと思っています。(ロンドン行くならほかの博物館にも行きたいし、悩ましいですが。)
恥ずかしながら、トロイ関係のお話は全部をちゃんと読んだことなかったので、今更ではあるけれど、読んでみたいなと思いました。
- 作者: ホメロス,Homeros,松平千秋
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1992/09/16
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 53回
- この商品を含むブログ (56件) を見る
- 作者: ホメロス,Homeros,松平千秋
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1992/09/16
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (38件) を見る
- 作者: ホメロス,松平千秋
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1994/09/16
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 68回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
- 作者: ホメロス,松平千秋
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1994/09/16
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (38件) を見る
- 作者: ウェルギリウス,岡道男,高橋宏幸
- 出版社/メーカー: 京都大学学術出版会
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- 作者: ハインリヒシュリーマン,H. Schliemann,村田数之亮
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1976/02/16
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
- 作者: 里中満智子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2004/05/01
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
今日のおやつ
お仕事してるオフィスの近くで、時々持ち帰りのラテを買っているカフェがあります。陽気なおじちゃんがやっているお店で、すっかり顔も覚えてもらえました。サンドイッチなどの軽食も取れるのですが、それよりずっと気になってたのは甘いもの。
ということで、おやつにピーナツバターをつかったチーズケーキをいただきました。濃厚なチーズケーキで幸せな気分に浸れました(・∀・)おじちゃんによると、このケーキはお友達が作ったもの、ケーキをカフェで委託販売するみたいな形になっているようです。また置いてあったら、ぜひともおやつに食べようとおもいました。Espresso Laneという名前のこのカフェはわりと街のど真ん中にあり、ハイストリートに続く道から路地にちょっと入ったところ。常連さんが多そうなお店です。
絵に描いたみたいな紅葉
すっかり寒くなってきていてますが、紅葉がまだまだ絵に描いたような美しさで、寒さにたえながら街歩く時の慰めになっています。
10月のトルコな地中海(その2)~遺跡をめぐる
今回の滞在でも、遺跡をめぐってきました。いつもでかけているところも多いのですが、行ったことがなかったところにもいくつか行けました。
ここ数年毎回でかけているパターラ遺跡。さすがに毎年出かけているので、少しずつですが発掘すすんできたのがわかるようになりました。世界遺産クサントスとレトゥーン。レトゥーン遺跡の入場口が新しく造り変えられていました。クサントス遺跡でも新しい入場口の建設が進んでいたし、来年また行かないと。地震で街の一部が沈んでいる港町アペルライの遺跡。ケコヴァのカレキョイ村とウチュアウズ村はそれぞれ遺跡の上に現代の村があって、なんだか興奮します。
車でもいくのが大変な山奥にある岩を掘って作られたビザンツ時代の教会の跡。十字架の跡がきれいに残っていました。去年の夏にも出かけたシオン修道院の跡。こちらも山奥にあります。山奥にはまだまだ行ったことがない遺跡がたくさん残っている感じでした。