紅茶の国的トルコな生活。

紅茶の国の800年くらい歴史ある大学で1年間訪問研究者として生活してます。日本での勤務先はとんこつラーメンの国にあり、トルコなことやってる教育研究職なヒトのブログ。

熱波の襲来とその後

先週の後半、ヨーロッパは猛暑に見舞われました。先週初めから寝苦しい夜が続いて英国南部も木曜には38度前後を記録する猛烈な暑さに。運河にいる鳥さんもしっかり水に足を浸して暑さをしのいでいました…。

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30度超えたら、エアコンなしの部屋で過ごすのはさすがにきついですね。
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鳥さんも暑そう…
とはいえ、英国の場合、金曜には暑さも和らぎ、週末は雨もふって気温が20度くらいまで下がっちゃいました。気温が劇的に変化するほうが身体に悪そうな気もする…。

日が短くなってきました

夏至の頃は日没が午後9時を過ぎていたので、それから約1か月経って、日没が30分くらい早くなってるのに、気づきました。この時間の日没で、だんだん日がみじかくなってきてるなーなんて思っちゃう感覚が普通なのかわからないけど。

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Parkers' Piece
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The Church of Our Lady and the English Martyrs

ランスにおでかけ

パリ滞在中に、家族のたっての希望もあり、TGVに乗ってランスにおでかけしてきました。パリ東駅から出発です。

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テツの血が騒ぐ高速列車TGV
家族のお目当ては藤田嗣治が設計、内装を担当したフジタ礼拝堂。ランスの駅からあるいて15分くらいのところにあります。こじんまりとした、素敵な建物でした。こちらをお目当てに来ている日本人の観光客も目立ちますし、日本語の案内もきちんと準備されていました。
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フジタ礼拝堂
もうひとつのお目当ては、代々のフランス国王の聖別戴冠式が行われていたノートルダム大聖堂ユネスコ世界遺産にも登録されています。第一次世界大戦で爆撃され、大きな被害を受けたそうです。それもあるのか、カトリックの教会なのに内装はかなりあっさりしている印象でしたが、荘厳な雰囲気は十分つたわってきます。
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ランスの「我らが貴婦人」
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(創建当時のものではないかもしれないけど、)美しいステンドグラス
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パリの守護聖人の聖ドニさまを見つけました。
オリンピックの準備もあるのか、いたるところで工事が行われて渋滞も多いパリの喧騒からすると、ランスはずっと落ち着いた雰囲気のステキな町でした。日帰りでいいので、いつかもう一度来てみたいなと思います。
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名物のシャンパンも一杯お試し(^^♪

焼けた「我らが貴婦人」~ノートルダム大聖堂

どうしても気になってしまったので、4月に火災の被害を受けたノートルダム大聖堂の様子を見てきました。正面からはあまり被害の様子がうかがえませんが、大聖堂の周りをぐるりと一周していくと、屋根がきれいに焼け落ちて、修理が始まっている様子がうかがえました。自分も同じ立場なので他人のことはいえませんが、火事で焼けても多くの人たちが様子をみに訪れる観光地になってるところに、なんだかなあという気分にもなりました。

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聖堂前の広場は立ち入り禁止になっています。
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セーヌ川沿いのエリアも立ち入り禁止
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無残な姿…
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北側の路地は歩けるので、かなり聖堂に近づけます。
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バラ窓にはシートがかかっていました
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大聖堂に一番ちかづいてこんな感じ。
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雨上がり

まだもうちょっとフランスねたはあるのですが、ちょっとひと休み。ここ2,3日、ちょっとぐずついていたお天気がよくなって、所謂''English summer''みたいな雰囲気になりました。
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そんななか、たぶん今年度(Academic Year 2018-2019)最後の卒業式も。ちょっとのぞいたら、たまたま自分が属していたコレッジの番でした。(ケンブリッジでは、31あるコレッジが格式や設立年順に卒業式を行います。自分のところは30番目…。)

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卒業式おわった人たちの様子

シテ島のサントシャペル

パリといえば、世界遺産にも登録されているサントシャペルも欠かせません。「聖王」と呼ばれるルイ9世の命によって13世紀半ばに建てられた礼拝堂です。13世紀から残る美しいステンドグラスや15世紀に造られたバラ窓で有名です。何度きても、その壮麗な内装には息をのみます。

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ゴシック建築の傑作とされているサントシャペル
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13世紀から残るステンドグラス
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フランス革命の嵐を生き残ったバラ窓
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いろいろなお顔の天使さまがいらっしゃいます
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聖王ルイ

オルセー美術館(その2)~ミュージアムの人気者

オルセー美術館にはたくさんステキな芸術作品があって、どれがお気に入りというのは難しいのですが、それでも最初に頭に思いうかぶのは、ポンポン作のシロクマちゃん。ミュージアムショップにはグッズもたくさん売られていて、みんなの人気者になってます。

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ポンポン作「ホッキョクグマ
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シロクマちゃんグッズ(^^♪
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ブールデル作「弓を射るヘラクレス
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